皆さんこんにちは。子供と一緒に絶賛入院中の片山です。
このブログは息子のちゅうちゅけ(仮名)10才が腎不全になったためパーパの腎臓を移植して元気になる予定のお話です。
という事で前回の続きになります。
手術の結果、、、気になっていた方もいたかな??
6日、9時頃。オペ室入り、、、
その二時間後にちょうちゅけがオペ室入りの予定。
テレビドラマでよく見る台の上に寝かされ様々な計器が身体に取り付けられる。次に膝を抱えるような姿勢で背中の真ん中位の背骨の間から痛み止めの麻酔のチューブを入れていき点滴開始。
ちょっと緊張してきた。
執刀医の先生は前日に挨拶したけど先生はじめ女性のスタッフさんが多いな~。
左手にも点滴を刺して「眠くなる薬入れますよ~」とスタッフさん。
いや、絶対に耐えてやると思った5秒後にフッと身体が軽くなる感じ、、、幽体離脱??
心地よくて、、、
気持ちいい~、、、って思ってるうちに
「片山さん終わりましたよ~」って、、、え!?もう!?
麻酔流してから体感10秒も経ってませんけど!?
でも身体が温められていたのか汗だくになってるし暑い、、、。
夢を見る暇すらもなかったぞ汗
実際には麻酔打ってから7時間経過していたわけですが、先生いわく、私の腎臓摘出と縫合は無事に終わり今もまだちょうちゅけが手術中とのこと。
そのまま自分だけベットごと病室に運ばれました。その時16時30分頃の話。
傷は麻酔のお陰でそんなに痛くないけど手術中下になっていた右の臀部と右肘がかなり痛い。
部屋に戻りベットの上で冷静に自分の状態把握。(この時の自撮り有り)
両腕と背中、お腹とおちん○んにそれぞれ管が差し込まれているのであまり、、というかほとんど動けない、、、。口には酸素マスク付いてる。。
痛かったら左手で握ってるボタン押して下さいって言われたけど指にたぶん酸素量を計る機械が取り付けられているし、そもそも力があまり入らない。。。
いろいろ痛いけどまだ意識がぼんやりしているし、、、体力つかったのか全身グッタリ。。。右手にはナースコール。
ちょうちゅけ大丈夫かな?、、、
眠い、、、。
(で、、寝た。。。)
17時30分頃ちょうちゅけの手術が無事に終わり、腎不全により汚れていた血液がみるみる改善されているとの報告を受けました。
本当に、、、良かった~。。。(やっぱり泣いた)
とはいえ、これからは拒絶反応との闘いになるのでちょうちゅけはそのままICUで麻酔が効いたまま投薬され厳重に管理されながら一週間過ごします。その間は面会禁止。
なので自分の身体を治す事だけに集中。
次の日、、、
看護師さんに付き添われながら歩行の練習。いろいろな管が有るから歩きにくいし、何処と言わずいろいろ痛い。
そんなときは痛み止めスイッチオン!(写真有り)冷たい液体が手術の時から背中に入ったままの管を通って直接身体に入っていき数秒で痛みが退きます。
凄い!これ本当に速攻で効く!!(効果は凄いけど、一回使用すると30分は押せなくなります)
その日は病棟を3周位したかな?
先生や看護師さんいわく、元気そうだから歩かせたけど、次の日に歩ける人は相当稀だそうです。術後で弱っているとはいえそこは関屋のアホ柱!体力には自信あるぜ!
とはいえ、正直痛みはいろいろ有ったけどその麻酔のお陰でお腹の傷はそれほど痛くなかった。
まぁ、痛くなったら押せって言われてたけど、痛いの嫌だから痛くなる前にガンガン押しまくってたしね。。。この薬スゲーな(´Д`)
更に次の日、、、
右腕の点滴が外されました。(右手に二本あった点滴のひとつは動脈注射だったから入っている間ずっとそこそこ痛かった)
ちなみに痛み止めの正体は麻薬だそうです。医療用麻薬ってやつだね。
本来ならガッツリ痛いんだろうけど、この麻薬のお陰であまり痛く無く過ごせる。だからもうガンガン押しまくった。(これがこの後仇となることに、、、)
夜には麻薬が切れたので追加のお願いしたら、追加はもう出ないとのこと。え!?マジで??
どうやら規定の量がありそれ以上の追加は出来ないシステムだったらしい。
自分はそんなこと知らず(または聞いたけど忘れた??)痛くないのにガンガン押しまくっていたからだいぶ早く無くになってしまっていた。。。
あら??ヤバくない!?だんだん痛み増して来てるし、、、誰か?誰か俺に薬を売って(打って)くれ~~~!!
3日目、、、
はぁ、はぁ、ま、麻薬をくれ~!!あれがないと、、ダメなんだよ~!!
と、ヤバイ人風にお願いしてみたけど願い叶わず、、、。点滴での普通の痛み止めになりました。
前ほどの効果は無いけどしょうがないか、、、
この頃から腸の動きが悪くなりガスが溜まりうんちも出なくなる。そのためお腹がパンパンに張ってお腹痛さんに。
腹痛のため歩行訓練できず。。
4日目、、、
お腹が張りすぎて痛くて動けないし食欲も全く無くなりご飯ほとんど食べれず。
恥をしのんで座薬と浣腸と下剤の力を借りなんとか放出。もののけ姫のアシタカばりに、、、
看護師さん、、、ありがとう(T_T)
(脱糞しただけなんだけどね)
でもまだ腹部に違和感。。。
手術の影響で腸の動きが鈍くなっているらしい。腹筋も切ってるから力めないし、、、手術の傷よりこっちの張りの方がよっぽどつらい。。
5日目、、、
相変わらずお腹の調子が悪く身体が重い、、、。本当に鉛の身体になった気分。術後からずっとだけど少し歩くとすぐに息があがる。一気に30歳位老けた感じ。(実際歩行訓練の時、杖をついたおばあちゃんに追い抜かれたし、、、)
ドレーンと呼ばれるお腹に溜まった血を排出する管が抜かれる。そこそこ太いのと細いのが3本。先生に引っ張られて抜かれたけど、内臓も引っ張られてる感じで気持ち悪かった。。
おしっこのカテーテルも抜かれたけど、、めちゃくちゃ痛かった、、(これが一番痛かった)
おちん○んのカテーテルは最初から痛くて、ずっとオムツに点々と血が付いてたし、、、よく見たらカテーテルがささってたところ、尿道?ちょっと裂けてるやん!?そこから血つたってるやん!?
この後暫くは排尿する時にヒリヒリとした痛みと最初だけ血が混じるようになる、、、涙
でもこれで完全にコードレスだぜ!
俺は自由だ~~!!
6日目、、、
蒼介が戻って来ることに♪
当初は自分が看るつもりだったけど先生と看護師さんから今はまだ無理と止められわたくしの母上を召喚。
10月12日。朝10時30分頃に久しぶりに我が子とご対面。
どんな顔してんのかな~。やっぱりグッタリしてるのかな~??って、、、
めちゃくちゃ元気そう♪(写真有り)
うわ~ダメだ、、やっぱり涙が止まらない。。。
本当に良く頑張ったなぁ、、、、えらいぞ。ちょうちゅけ。。。
まだ何本か管が残っているので引っ張らないようにとドラえもん仕様に(笑)
兄貴曰く、ドラえもんはグーしか出せないけど石のように強くて固い意志の表れなんだとか、、、知らんけど。
渾身のガッツポーズ!!(写真有り)
ちょうちゅけは生きてるだけで優勝なんだぞ!!
暫くは点滴から栄養摂取してだんだんと固形物を口から取り入れるという流れ。
元自分の左腎臓さんもかなりよく機能してくれている♪(ちょうちゅけには右腎臓さんとして移植されました)
大人の拳大くらいの大きさと聞いていたので、表面がもっとボコッと膨らむかと思っていたけど、先生がちょうちゅけの細い身体に綺麗に収納してくれました。
この時からちょうちゅけに触れ合えたこと(ちょうちゅけパワー?)により自分の身体も加速的に回復♪(する気がした)
暫くは母上に手伝ってもらいながらご飯や薬を管理してとにかく拒絶反応が起こらないことを祈るばかりです。
移植後けっこうな日が経過、、、
ちょうちゅけもとても順調♪身体に繋がっていた管もおしっこのカテーテル以外全部抜けてだいぶスッキリちょうちゅけに♪(腎臓の機能を見るためにもう暫くは続くかな??)
ご飯もまたパクパク食べれるようになってきました♪薬は術前とだいぶ変わり以前より増えたけど、血液検査の経過を診ながら拒絶反応が無ければだんだんと減らしていくとのこと。
ここでわたくしいったん退院になりますので、ちょうちゅけは母上に任せることに。
優秀な看護師さん達もいるし、母上にも一人では絶対に無理しないようにと伝えました。
20日まで自身の体力回復の為自宅療養してきます。
では、また!