田中です。
家にリクガメがいます。
家にいるリクガメはエロンガータリクガメです。
最大甲長は25~30センチくらいで、
目が大きくかわいい顔をしているのが特徴です。
写っているのはマルギナータリクガメ。
リクガメには、いろんな種類がいます。
ペットショップでよく売られているのは
- ヘルマンリクガメ
- ギリシャリクガメ
- ロシアリクガメ
- ケヅメリクガメ
- ヒョウモンリクガメ
- マルギナータリクガメ
などです。
ペットショップでよく見かけるベビーはどの種類でも小さくてかわいく、
値段もそんなに高価ではありません。
しかし、見た目の可愛さで衝動買いしてはいけません。
なぜならば、
カメは寿命が平均20~40年くらいで非常に長生きします。種類によってはもっと長生きします。
さらに、中には非常に大きくなるものがいます。
例えば、
- ケヅメリクガメ 大きさ世界3位 (ちなみに1位ガラパゴスゾウガメ、2位アルダブラゾウガメ)
- ヒョウモンリクガメ 大きさ世界4位
- マルギナータリクガメ 大きさ チチュウカイリクガメ属最大
というように、非常に大きくなる種がペットショップ、ホームセンター等で容易に入手出来てしまいます。(これが大問題だと思う)
特にケヅメ、ヒョウモンは最終的には、飼育に部屋が一つ必要になります。
ケヅメは子どもが乗れるほど大きくなります。(有名なのは月島のボンちゃん。)
知識が無いまま買ってしまい、
飼いきれなくなったり、死なせてしまっては、リクガメも人間も不幸になります。
しかもリクガメは全種類が、ワシントン条約の附属書ⅡまたはⅠに記載されています。
絶滅が危惧されている生き物なんですね。
※年々附属書Ⅰ(商業目的の取引禁止、飼育には基本的に許可証が必要)に記載される種が増えています。
もちろん、飼育設備もしっかり揃えなければいけません。
ということで、入手は容易ですが、安易に飼えません。(死なせるから)
飼うなら覚悟が必要ということです。
でも、覚悟を決めて飼えば,
まさに一生涯のパートナーとして暮らせるという魅力あふれる動物だと思います。
家のリクガメも私より長生きするかも。