リクガメについて

田中です。

家にリクガメがいます。

家にいるリクガメはエロンガータリクガメです。

最大甲長は25~30センチくらいで、

目が大きくかわいい顔をしているのが特徴です。

IMG_0680参考にしているリクガメの本

写っているのはマルギナータリクガメ。

 

リクガメには、いろんな種類がいます。

ペットショップでよく売られているのは

  • ヘルマンリクガメ
  • ギリシャリクガメ
  • ロシアリクガメ
  • ケヅメリクガメ
  • ヒョウモンリクガメ
  • マルギナータリクガメ

などです。

ペットショップでよく見かけるベビーはどの種類でも小さくてかわいく、

値段もそんなに高価ではありません。

しかし、見た目の可愛さで衝動買いしてはいけません。

なぜならば、

カメは寿命が平均20~40年くらいで非常に長生きします。種類によってはもっと長生きします。

 

さらに、中には非常に大きくなるものがいます。

例えば、

  • ケヅメリクガメ 大きさ世界3位 (ちなみに1位ガラパゴスゾウガメ、2位アルダブラゾウガメ)
  • ヒョウモンリクガメ 大きさ世界4位
  • マルギナータリクガメ 大きさ チチュウカイリクガメ属最大

というように、非常に大きくなる種がペットショップ、ホームセンター等で容易に入手出来てしまいます。(これが大問題だと思う)

特にケヅメ、ヒョウモンは最終的には、飼育に部屋が一つ必要になります。

ケヅメは子どもが乗れるほど大きくなります。(有名なのは月島のボンちゃん。)

 

知識が無いまま買ってしまい、

飼いきれなくなったり、死なせてしまっては、リクガメも人間も不幸になります。

しかもリクガメは全種類が、ワシントン条約の附属書ⅡまたはⅠに記載されています。

絶滅が危惧されている生き物なんですね。

※年々附属書Ⅰ(商業目的の取引禁止、飼育には基本的に許可証が必要)に記載される種が増えています。

 

もちろん、飼育設備もしっかり揃えなければいけません。

ということで、入手は容易ですが、安易に飼えません。(死なせるから)

飼うなら覚悟が必要ということです。

でも、覚悟を決めて飼えば,

まさに一生涯のパートナーとして暮らせるという魅力あふれる動物だと思います。

家のリクガメも私より長生きするかも。