田中です。

私は作家の大沢在昌さんが大好きなのですが、

その大沢さんの代表作である新宿鮫の最新刊１１巻がとうとう発売されました。

いつもは文庫本になるのを待って買うのですが、これはそんなこと言っていられません。

とにかく早く読みたくて、ハードカバーの単行本を買いました。

お話の主人公は鮫島警部。

その名前から新宿鮫といって悪人たちから恐れられている刑事です。

どんな悪にも鮫のように忍び寄り、喰らいつきます。買収等には一切応じません。

こんな刑事がいたらいいなと思わせてくれるお話です。

基本は警察小説ですが、アクション色が強い話があったり、サスペンス色が強い話があったり、

とにかく多彩な話があり、大沢さんの力量の凄さに感服させられます。

そして、この11巻からは、鮫島を取り巻く環境が大きく変わって、第二部スタートといった内容になっています。

こんなにドキドキハラハラ、手に汗握るシリーズはなかなかありません。